【心理学観点】人と比べるのをやめたい時の対処法

人間関係の悩み

「人と比べて自信を無くしてしまう」

「人と比べて自己嫌悪してしまう」

「人と比べて嫉妬してしまう」

 

つい人と比べてしまう人によくある悩みだと思いますが、

考え方を変えるだけで「人と比べることによる悩み」を無くすことができます。

 

今回の記事は、人と比べることによる悩みが無くなった僕が、仕事中に実践してる

「人と比べるのをやめたい時の対処法」を紹介します。

 

心理カウンセラー×心理学×読書で学んだことを生かして辿り付いた考えなので、

「人と比べるのをやめたい」と悩んでる人はぜひ実践してみて下さい。

 

今回の記事を読むことで

・なぜ人と比べてしまうのか
・人と比べて自信を無くしてしまう人の特徴
・人と比べるのをやめたい時の対処法
を知ることができます。
さっそく見ていきましょう!

そもそもなぜ人と比べてしまうのか?

「気付いたら人と比べてしまう」っていう経験ありませんか?

実はこれはしょうがないことなんです!

 

なぜなら人は自分の能力を正確に評価しようと、無意識のうちに他人と比較してしまうからです。(心理学で社会的比較理論と言います)

 

ですので、人と比べるのをやめたいと思っていてもやめられないと言えます。

 

人と比べて自信を無くしてしまう人の特徴

社会的比較理論により、人は無意識のうちに人と比べてしまいます。

それなのになぜ人によって自信を無くしたり、嫉妬心がでたり、劣等感を感じてしまう人がいるのだろうか。

 

それには、人の「考え方」が関わってきます。

 

そこで、人と比べて自信を無くしてしまう人の特徴をまとめてみました。

 

自己肯定感が低い

(※自己肯定感とは、自分の存在を認め、自分のままでいいと思える心の状態のことを言います。)

 

自己肯定感が低いと、人と比べた時に「自分なんて何もできない」と思ってしまいます。

その結果他人を羨んだり、自分が嫌いになったりして自信を無くしてしまいます。

 

人からの評価を気にしすぎる

人からの評価を気にしすぎる人は、自分は価値のある人間だと思いたいがために他人と比較するクセがあります。

 

そして自分でなく他の人が認められたりすると、

「自分は価値のない人間なんだ」と思い込みやすくなってしまいます。

 

評価されない自分はダメだと自信喪失に繋がってしまうのです。

 

「他人から認められたい」「自分は価値ある人間だと認められたい」という気持ち、つまり承認欲求が強い人です。

 

完璧主義

完璧主義の人は、過度に高い目標を設定したり、自分に厳しすぎたり、他人からの評価を気にしすぎたりしてしまいます。

 

そして自分の今いる位置を確かめようとしてすぐに他人と比較してしまいます。

 

そこで自分の目標が達成できなかったり、自分の思うような評価が得られなかったり、自分より優れた人がいたりすると自信を無くしてしまいます。

人と比べるのをやめたい時の対処法

人と比べるのをやめたいのに、無意識に人と比べてしまうからどうしようもない。

と、思っていませんか?

 

そんな時に対処できる方法があるんです。

 

これから、人と比べるのをやめたい時の対処法を紹介します。

 

上方比較だけではなく下方比較をする

人と比べる時、必ず上方比較下方比較をします。

それぞれの特徴として

上方比較⇒自分より能力が上の人と比較する。

下方比較⇒自分より能力が下の人と比較する。

 

人と比べて自信をなくしたり、自己嫌悪したり嫉妬したりして悩む人は、

上方比較ばかりしてしまっています。

 

そこで対処法として、下方比較も行います。

 

下方比較をすることで、自分に自信をつけることができ、気持ちも前向きにすることができます。

 

しかしここで注意していただきたいのは、人を下に見る発言をしないことです。

あくまで「思う」だけで留めるようにしましょう。

 

下方比較しすぎても向上心にかけたりするので、上方比較と下方比較を使い分けることが大切です。

 

過去の自分と比べる

他人ではなく、過去の自分と比べるようにしましょう。

他人と比べるより、確実に成長に繋げることができます。

 

そして、人と比べることによる劣等感も無くすことができ、成長し続ければ自信に繋げることもできます。

 

成長速度、能力は人それぞれなので自分自身と向き合ってみましょう。

 

感情を利用する

人と比べ嫉妬したりしてしまうのはなぜなのか??

それは、その人を超えられると思うからです。

 

自分より能力がはるか上の人は尊敬に。

手が届きそう、超えられそうな人は嫉妬に。

 

ですので「嫉妬」という感情を利用して、自分の頑張りに火をつけましょう。

 

他人の評価は気にしない

他人の評価ばかり気にして行動してる人は、他人の人生を生きてるのと同じです。

 

あなたはあなたの人生があるのですから、自分自身が成長していればそれでいいのです。

評価される時が必ず来ます。

 

まとめ

☆なぜ人と比べてしまうのか。

社会的比較理論により、自分の能力を正確に評価しようと無意識に人と比べてしまう。

 

☆人と比べて自信をなくしてしまう人の特徴

・自己肯定感が低い

・他人の評価ばかり気にする

・完璧主義

 

☆人と比べるのをためたい時の対処法

・上方比較だけでなく下方比較もする。

上方比較⇒自分より能力が高い人と比べること

下方比較⇒自分より能力が低い人と比べること

上方比較と下方比較の使い分けだ大事。

 

・他人ではなく過去の自分と比べる。

人と比べることによる劣等感も無くなるし、成長し続ければ自信にも繋がる。

確実に自分の成長となる。

 

・感情を利用する。

自分より能力がはるか上の人には尊敬。

手が届きそう、超えられる人には嫉妬。

だからこそ「嫉妬」という感情を利用して、自分の頑張りに火をつける。

 

・他人の評価は気にしない。

他人の評価ばかり気にして行動する人は、他人の人生を生きてるのと同じ。

自分自身の成長に目を向けよう。

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